調査適正化推進室です。
コロナ禍より約1年半が経過、テレワークも一般化したため、在宅ワークの際に発生する音波によって、近隣トラブルに巻き込まれてしまうお客様が増加傾向にあります。
最悪の場合、放火や殺人等の事件へと発展する可能性も考えられますので、その際に絶対にやってはいけない事3つを下記に記載しました。ご確認下さいませ。
1 防犯カメラをプライバシー侵害に悪用する
近隣トラブル発生時、多くの原因はパーソナルスペースに関連するものです。騒音問題であれば、個々の感覚器官の状態によって、その閾値は変わってきますし、樹木の境界線越境等の問題であれば、樹木を生命として捉えているか、物として捉えているか等、思想信条問題が関係します。
このようにパーソナルスペースは個々人毎に異なるため、近隣トラブルは長期化する事があるのです。
そのため、確たる証拠として一般の方が導入するのが『防犯カメラ』となるのですが、双方ともに興奮状態に有る場合、その設置工事時に他方側のパーソナルスペースを侵害する『盗撮カメラ』を設置し、自身でも気付かない間に加害者となり、プライバシー侵害に手を染めてしまう事になりかねません。
設置工事前に他者のプライバシーに充分配慮しましょう。
2 個人で交渉する
パーソナルスペースを侵害された感覚で双方殺気立っている状況下では冷静な判断は不可能です。
必ず代理人を挟み争点を整理し冷静に対応する必要があります。
3 個人で機材を購入する
電磁波、電波、電気、音波、波動エネルギー等、様々な要素が絡み合う近隣トラブルでは、専門業者の力を借りる必要があります。安易な判断は控えましょう。