盗聴発見会社を探索するために必要な知識とは

全国には、傍受マニアと言われる(他人の通信を受信し通信内容を聴く人々)が約70万人以上いると推定されています。

その数字には、純粋に趣味の範囲内で航空無線やアマチュア無線を楽しむ人も含まれていますが、悪意を持った人間がその技術を悪用し、盗聴行為に利用する事例が後を絶たない事もまた、事実です。

特にストーカーや空き巣犯による情報収集手段に盗聴器や盗撮カメラが使用される事があるため、その被害に遭われているお客様は、早急に対策を実施する必要があります。

しかしながら、調査依頼をする事を考えた場合、『初めての事なので優先順位が解らない』が、お客様の本心ではないでしょうか。

判断基準が少ない業界の場合、消費者側はその判断に迷ってしまいます。
今回は、その迷いを払拭する基準を3つ提供致します。

可能で有れば、調査依頼前に試す事

  • 簡易発見器を使用し、室内を調査する。

アマゾン等、ECサイトを活用し、簡易盗聴発見器を購入、室内を調査し盗聴器や盗撮カメラの有無を確認する。
(反応が有れば、盗聴発見会社に連絡をし調査、撤去を依頼する)

  • 引っ越しをする

引っ越し予約サイト等を活用し、引っ越しをする。
(犯罪が発生した場所にはセキュリティ上問題が有ることが少なくありません)

  • 鍵交換(錠前交換)、設置を行う

犯罪発生現場に住み続ける場合は、玄関ドアの錠前をディンプルキー(複製困難なもの)に交換し、窓へ補助錠(鍵付きのもの)を設置する等、侵入を防ぐ最低限のセキュリティ強化が必要となります。

  • 防犯カメラの設置

鍵の交換のみではご不安な場合、侵入者への威嚇効果及び証拠撮影のため、他人へのプライバシーに配慮した上で防犯カメラを設置する。

  • 弁護士へ相談する

言わずと知れた法的見解に関するスペシャリストです。お客様の状況を時系列にまとめた上で専門分野に精通した弁護士に複数相談すれば、『何が出来て何が出来ないか』が明確になります。

  • 警備会社のセキュリティシステムに加入する。

ご自身のセキュリティを専門家に完全委託する方法です。セコムさんや、ALSOKさんが最大手となりますので相談してみましょう。

スマホのウイルス対策ソフトを導入する

ドコモ安心スキャン等、各キャリア(通信事業者)推奨のウイルス対策ソフトを導入されていない方は、直ぐにでもインストールすべきです。
Webサイト(ホームページ)の閲覧のみでもウイルスに感染しスマホが盗聴器や盗撮カメラになってしまう場合が有ります。

盗聴発見会社選定基準

1 「無い」理由を説明してくれる

仕掛けられていた盗聴器や盗撮器が発見された場合、「有る」という事実は誰の目にも明らかです。
しかしながら、「無い」場合はいかがでしょうか。
目に見える証拠が「無い」ために「不完全な調査では?」など、色々疑いを持ってしまうかもしれません。良質な業者と悪質な業者の違いは、「無い」場合にしっかりとした説明を出来るかどうかの違いだとも言えます。
調査終了が全てではなく、納得出来るまで、「なぜ、盗聴器・盗撮器が無いと判断をしたのか」を聞くようにしてください。
疑問に感じたままにしておくと、結局、別の発見業者を探す事になります。
また、悪質な業者に騙されないように、判断基準を身に付けて頂く事をお勧めします。

2 追加費用が発生する業者に要注意

盗聴器・盗撮器発見業者には、法外な調査費用を請求する悪質な業者も存在します。調査費の相場は、確かにあって無いようなもの。業者に提示された料金が、安いのか高いのかは素人には中々判断ができません。少なくとも、正式に依頼をする前に、調査にかかる全ての金額を確認するべきです。業者に提示された金額で「問題ない」と判断してから、正式に依頼をしても遅くはありません。
複数の業者に問い合わせてみれば、提示された金額が妥当なのか?それとも法外なのかは、おのずと見えます。相場と比較して高過ぎる場合はもちろんですが、安過ぎる場合にも注意が必要です。
例えば、調査費とは別に、盗聴器があった場合に撤去費用を請求してくる業者も存在します。くれぐれも注意が必要です。
最も信頼出来るのは、「調査場所の広さ」によって調査費用が決まる企業でしょう。例えば、調査時間や人数を基準にするのであればいくらでも調整が出来てしまうからです。
基準が広さの場合、それを変更する事は出来ません。

3 3人以上で調査にくる業者は危険!

最近では大分少なくはなってきましたが、自分で持ってきた盗聴器・盗撮器をその場で発見したかのように見せて、法外な費用を請求する業者がいます。
そもそも業者は他人ですので、調査中は立ち会うのが基本です。どこをどのように調査しているか、それを自分の目で確認する事が重要です。と考えた場合、大人数で来られた場合、全ての人の行動を確認するのは困難です。疑心暗鬼が良くないのも事実ですが、目の届かないところで、「盗撮器が発見されました!」と言われても信頼出来ないでしょう。3000平米を越える大豪邸で無ければ、調査は1〜2人で充分です。

自分で調査するための盗聴器・盗撮器発見マニュアル

検索エンジンに「盗聴器発見機」、「盗聴発見秋葉原」等とキーワードを入力すると多数の盗聴器発見機販売業者が表示されますが、「いったいどの商品を選択すれば良いのか判らない」と思うお客様も少なくないでしょう。

以下に自分でお金をかけずに調査する方法を記載いたしました。
少しでもお客様のお役に立てれば幸いです。

調査方法

FMラジオのスイッチをオンにし、室内の音声がFMラジオから聴こえてくるか確認する。
(原理 FMラジオ放送局が発信する電波と同様のチャンネルを使用する盗聴器が存在するため、チャンネルが合うと室内音声がFMラジオから聴こえてきます。)

調査方法2

コードレス電話(2400MHz帯域を利用しているものに限る)を通話状態にし、お部屋の中でノイズが入る場所を探索する。
(原理 2400MHz帯域を利用した盗撮カメラが設置されている場合、反応する可能性が有ります)

調査方法3

使わなくなったアナログTVモニターの電源をオンにし、1チャンネル〜12チャンネルを確認していく。盗撮カメラが設置されていた場合は室内及び周辺の映像が写し出されます。
(原理 旧TV放送局の電波を利用した盗撮カメラが存在するため、チャンネルが合えばTVモニターに映像が写し出されます。)

※上記調査方法をお試し頂き、問題が解決しない場合はお気軽に盗聴・盗撮発見のプロにご相談下さい。

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